2020.08.03.
ドキドキの術後病理検査結果&今後の治療方針を聞いてきました!!!
病理検査結果
項目 | 結果内容 |
癌の種類 | 粘液癌、浸潤性乳管癌(硬性型) ※混合型 mixed type |
大きさ (浸潤径) | 25×17mm(広がり48×17mm)T2 ※広がっている部分は乳管にとどまった非浸潤性がん |
リンパ節転移 | なし N0 |
遠隔転移 | なし M0 |
病期 | ⅡA期 |
脈管侵略 | リンパ管:Ly1 静脈:V0 ※がん細胞のすぐ周りにある小さなリンパ管(リンパ節には行っていない) |
悪性度 (組織学的異形度) | 1②3 ※悪性度は2種類あり、私の場合、悪性度のひとつは①のようですが、合わせると②になるようです。 |
増殖能 (Ki67) | 45%程 高 ※粘液癌なので実際はもっと低い数値らしい |
HER2発現 | なし |
ホルモン受容体 | エストロゲン受容体:陽性 プロゲステロン受容体:陽性 |
となり、術前にわかっていた検査結果とほぼ同じでした。
サブタイプは…
ルミナールAです。
今後の治療(補助療法)は…
内分泌療法:抗エストロゲン剤(タモキシフェン)1日1回内服、5年間
ホルモン療法単独でいくことになりました★
タモキシフェン28日分処方されて、1,060円でした。(安いー!!!笑)
お薬の副作用は…
更年期症状(ホットフラッシュ)、月経異常や不正出血などの婦人科症状、悪寒や嘔吐などの消化器症状、肝機能障害、血栓症、子宮肉腫や子宮体癌のリスク上昇など
あと、私の場合は「このお薬を飲み始める=第二子妊娠は諦める」となります…。
再発リスクは…
5年生存率:95%
再発する方は、10%と言われているそうです。
妊孕性温存療法について
実は、第二子妊活中に見つかった乳がん。
5年後の自分は47歳…。
分かってはいますが、禅くんをお兄ちゃんにしてあげたい気持ちを整理することはそう簡単じゃなくって(涙)
検査結果を聞いた直後に主治医に紹介状書いてもらって『妊孕性温存療法』のおはなしを翌日(8/4)に専門の大きな病院へまで聞きに行ってきました!
すごく良い先生とお話出来て、気付いたら第二子を諦めるという現実をすんなり受け止めていました。そして、この決断は乳がんの治療に専念するぞ!身体の中からガンをキレイに消すぞ!っていう大きなパワーに変換できたから、結果オーライ!!!
オンコタイプDXについて
私はいつも『乳がん診療ガイドライン』っていう本を参考にしているのですが、『粘液癌』とはいえ…増殖能(Ki67)が45%という数字なのがやっぱり個人的にすごく引っかかっていて…。後日あらためて主治医にもうちょっと詳しく説明してもらおうと病院行ってきました。
主治医の先生もオススメしてました★
この本にも書いてあるのですが…
エストロゲン受容体陽性HER2陰性乳がんに対する化学療法の追加指標
(乳がん診療ガイドライン2019より)
こういう表があって、私の場合は、グレーゾーンなのかな?
考えたら不安になってしまって…
どうして私はホルモン療法単独でいいのかを先生にあれこれ教えてもらってきました!聞いたことは上の病理検査結果の「※」部分に記述しました。それらを踏まえトータルで考えて、私の場合は『ホルモン療法単独』となるそうです。
私の主治医はすごく優しくって、今回のこともそうだけど質問や相談してもきちんと応えてくれる先生です。なので、先生のこと疑っているわけではないのだけど、個人的にもっと自分の数字が知りたくて(完全に私の性格がそうさせてる。笑)、保険適用じゃないからすっごい高いんだけど…SHIGEちゃんも『SAEちゃんが受けたいなら受けて良いんだよ。』って言ってくれたので♡
オンコタイプDX申し込み&お支払いしてきましたよー!!!
40万9,500円でした(高いー!!!笑)
結果が2〜3週間後のようです。ドキドキだなー。
ひとつひとつ納得しながら治療を進めていきたい。
そして、とうとうタモキシフェンスタートしましたー!
ZENくんが1歳10ヶ月となった8月6日、タモキシフェン飲み始めました★
5年後にはZENくんは6歳10ヶ月。夫SHIGEちゃんは49歳、私が47歳。無事に再発しないで長生き出来ますように。
10年後も20年後もその先もずーっと、家族みんなが健康でニコニコ幸せな毎日を過ごしていますように♡
オンコタイプdx検査結果が出ました!(2020.10.16.追記)
